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ケイコ・ボルジェソン・JAZZライヴ

遅くなってしまいました。
ケイコ・ボルジェソン・JAZZライヴにお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!「銀杏坂」が満杯、熱い拍手が皆さんに楽しんで頂けたことを証明してくれていたように思います。企画してよかった!全身全霊で演奏してくださったケイコさんとアンドウさんに感謝いたします。
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ケイコさんは、自由奔放、大胆にして豪快なピアノプレイを展開。ここぞというところでは、とても繊細なタッチで音を奏で、その音色は「凛々しく、そして潔い」印象が深かったです。そのダイナミックスは、彼女独特の誰にも真似できないオリジナリティを示していると思いました。(一曲の中に突如二曲入ってしまったり、ベーシストのアンドウさんにとってもスリル満点な相方さんのようです。彼のサポートぶりも興味深いものがありました。)
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弾き語りには、本当に憧れてしまいます。おしゃべりをしていたかと思うと、絶妙なタイミングで音や声が飛び出し、その瞬発力にはハッとさせられました。その瞬間、聴く側は聴くことに没頭してしまいます。ピアノと歌が一体化している様は、ため息と羨望あるのみ…。乾いた声、若干金属質がかった声、とても独特です。

スタンダードナンバーの演奏はもちろん「オンリーワン」ですが、彼女のオリジナル曲も素晴らしく、世界に向けてエキゾティックな「日本」の香りを放っているように感じました。
また、支援しているインドネシアやラトビアの子供たちのために作った曲をその国の言葉で唄ったり、十数年住まうスウェーデンの民謡で彼女の十八番「Dear Old Stockholm」をスウェーデンで唄うとき、(当たり前ではあるけれども)その声は英語で唄うときの「声の出し方」と全く異なり、また別の声の響きを楽しむことができました。声が楽器であることを証明していました。

当日私は、色々なことをあちこちバタバタと働いていたため、もっと気持ちに余裕を持って聴いてみたいと感じ、翌日開催されたSweden Houseのミニライヴを聴きに行きました。スウェーデンの民族衣装を身にまとって、スウェーデンの話をする彼女は、日本とスウェーデンの架け橋となるような民間大使とも言えそうです。

15日と16日と、「My Funny Valentine」を2回聴くことができました。興味深かった!15日は、私の隣に座っていた友達が、泣きながら聴いていました…。

私にとっても怒涛の2日間でしたが、ケイコさんも2日間で山形→仙台→盛岡→仙台と移動したことになり、そのバイタリティには感服せずにはいられませんでした。

今年から新オフィス、Keiko’s Officeを設立し、ますます活発に音楽活動を展開されるようです。今後の活躍が楽しみです!
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Commented by barbara at 2009-02-23 02:21 x
TomTom Presents ...
おつかれです。
プロデューサーですか?
寒いですね。
http://www2m.biglobe.ne.jp/~ZenTech/world/kion/Japan/Japan_Sendai.htm
Commented by TomTom at 2009-02-24 19:29 x
とんでもないですよ、プロデューサーだなんて…。
企画じゃなくて、「主催」ですね…。
若干意味合いが異なりましたー。
皆さんに聴いていただきたくて、色々段取りしたのでした。

今、仙台は冷たい雨が降っています。まだまだ寒いです。
by tomtom2006T | 2009-02-20 02:12 | LIVE REPORT | Trackback | Comments(2)

ジャズ・マドンナ<十萌子>の、徒然なるままに・・・。


by tomtom2006T