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軍艦島

6月初旬、私は鹿児島と長崎に行って来ました。
いろいろな理由があっての一人旅、とても有意義な旅でした。

とくに強烈な印象とともに忘れられないのが、軍艦島と長崎の街でした。

軍艦島の映像は、Youtubeで沢山観ることができます。一番最近のもので、長崎大学のチームが監修したと思われる3D動画が短く且つ印象的です。
この動画の1分経過したところで見えるのが、小中学校の屋根です。当時日本で一番高層の小中学校だったそうです。この屋根が、私が行った時の2か月くらい前に一部崩れたそうです。この3D動画で見る限り、未だ崩れていません。
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(2015年6月7日撮影)

朽ちてゆく軍艦島。世界遺産に登録されものの、その崩壊を止めたり修復する術はないそうです。本当に朽ちてゆくばかりの島…。この島に5000人もの人々が住み、賑わっていたなどと、現在の姿を見るだけでは想像できませんでした。まるで戦地跡に見えました。
それでも閉山するときは黒字閉山だったのですって。本で読みました。
燃え尽きた島なのでしょうね…。魂は全く感じられなかったもの…。

軍艦島の観光ツァーは、色々な会社が企画していて、ガイドさんの語り口によって、大分印象が違ってくるのではと、この動画を見て思いました。もう一度別のツァーに参加した気分に浸れます。➡ 
この動画は2014年9月に撮られたようだけれど、4分40秒くらいのところでも、小中学校の屋根が若干落ちてきている様子が伺えます。

私が利用したツァーのガイドさんも、とてもお話が興味深かったです。若かったころに池島という炭鉱の島に住んでいた女性の方で、実体験を交えながらの説明だったので、感慨深いものがありました。

さらに、長崎で再会した古い友人は若かりし頃に英語教師をされていて、軍艦島のアパートに実家があった教え子の家庭訪問に行かれたことがあるそうです。
それはもう、色々な時間の積み重ねを感じる体験になりました。

有り得ないけど、軍艦島を巨大なカプセルに入れて保存できたらいいのに…。
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by tomtom2006T | 2015-07-25 15:18 | DIARY | Trackback | Comments(0)

オペラ歌手

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5月下旬に中丸三千繪氏のコンサート、6月下旬にやっと仙台で上映開始されたマリア・カラスの記録映画を観に行きました。比べるつもりはないのですが、雲泥の差がありました。

中丸三千繪氏は、高貴なオペラ歌手というイメージがありましたが、いつだったかTVのバラエティー番組に出演して、オペラ一本の出演料などを自慢してみたり(2000万円!)、ヨーロッパやアメリカで自身が所有する複数の不動産(古城など)の話などをしていて驚いたことがありました。そのことで大分イメージが崩れてしまったのですが、数々の国際声楽コンクールで優勝したという経歴があるため、その歌声に期待して聴いてみたいと思った次第です。

日本語の歌は、「イ」と「エ」の母音の発音がアベコベで変、外国人が唄っているように聴こえたし、国名を忘れてしまったけれど、確かラトビア語(?)の歌を、「年を取ると歌詞が覚えられなくなって…」と言い訳しつつ、譜面台に置いてある歌詞譜面をちらちら見ながら歌ったのでありました。とても短い曲でした。ホールでのコンサートだし、チケットも安価ではありませんから、歌詞を見ながら歌われてしまうと、「覚悟の足りない人」と感じてしまいます。

そして、アンコールはガーシュインの「Summertime」だったのですが、英歌詞を知っている私にはとても変な発音に聴こえました。カツゼツも良くなかったです。歌詞の順番などを間違えてしまうのは容認できるけれど、発音がおかしいと、他の言語の発音にも疑いを持ってしまう…ということになってしまいます。通常は4か国語を操って歌っている…と話されていました。イタリア語、ドイツ語、フランス語…、あともう一つ何だったっけ…、忘れましたが、アンコールが英語だったゆえに、疑問が残ってしまいました。

コンサート会場で、こんな風に鑑賞している聴衆が一人でも存在していることを、きっと彼女は想像だにしていないだろうな~。

ただ、私の大好きなニューシネマパラダイスのテーマソングを歌ってくれたので良かったです。

私はとくにオペラファンではないため、歌曲の物語の内容や歌詞を知らずに聴いていましたが、やはり確信を持って感じたのは、歌の内容を知って(或は知らされて)聴いた方が絶対に楽しめるなぁ…ということでした。知らない歌曲を、自分の理解できない言語で歌われる時、もちろん自分のせいだけれど、物凄くもどかしいです。単純な話、どんな内容を表現しているのか分からないからです。(オペラを聴きに行くことはこれからも無いとは思いますが、万が一、機会があったときは予習して行こうと思います。あるいは、字幕スーパー付きの映画オペラが良いですね…。)

「若い頃は綺麗な声だった」…と声楽家の友人が教えてくれました。若い頃に出逢っていたかった…と切に思いました。「そういう人が居る」としか知りませんでしたから…。

また、友人の話によると、クラシックコンサートの敷居を低くするために、MCを入れるようになったそうです。一番最初に思い付いたのは、高嶋ちさ子さん。毒舌トークで笑いをとり、クラシックコンサートをThat's Entertainment的に仕上げたりしています。そういえば、古澤巌&東儀秀樹コンサートに行った時、MCや演出が光っていました。けれども、そのMCが落とし穴になる場合もあるのかもしれません。ちょっとしたトークから垣間見える生活感や価値観が仇となることも有りにけり…。人間だから仕方のないことかもしれません。でも、なんとなく失望して家路につくコンサートだけは嫌です。

それにしても、中丸三千繪氏が野心家であるということだけは、ひしひしと伝わってきました。
でも、もうバラエティー番組には出ないで欲しいです。(個人的見解)

マリアカラスのオペラ座ライヴ映画は、とても興味深かったです。20世紀の最高峰…。カラーで観てみたいという気持ちになりました。デジタルリマスター版とか、出ないのかしら…。

私の現在の夢の一つ。「Sumi Jo」の歌声を生で聴くこと! 彼女の歌唱は、憧れ以外の何物でもありませぬ…。無条件で癒されます。

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by tomtom2006T | 2015-07-13 18:24 | LIVE REPORT | Trackback | Comments(0)

ジャズ・マドンナ<十萌子>の、徒然なるままに・・・。


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