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7年後の「グランド・ゼロ」

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2008年の秋にNYに行ったとき、勇気を出してグランド・ゼロに行きました。
その時の巨大な工事現場の空気は、今でも肌で覚えています。
http://mochan2006.exblog.jp/9800433/

先月NYに行ったときにも、観光は最少限と決めていたけれど、そこにだけは再び行ってみようと思っていました。前回とは違って、真新しい地下鉄駅で降りました。確か、フルトンSt.だったか、コートラントSt.だったかな…。地下鉄構内や、工事現場の隙間をクネクネと歩きました。

未だ工事は終わっていないけれど、2つの鎮魂の泉は出来ていました。そこには亡くなった場所が分かる形で犠牲者の名前が刻まれていました。そしてOne World Trade Centerもそびえ建ち、オープン間近のようです。
記念館のような美術館も在りました。ガラス越しに覗くと、錆びた巨大な鉄骨が陳列されているのが見えました。入館してみたい気持ちはあったけれど、ボーカルワークショップの前だったので、気持ちが落ち込んだら歌に集中できなくなるので、またいつか来ればいいと思うことに…。
http://onewtc.com/

9.11テロが起きたとき、ある識者が「未来が変わった」と言ったのが忘れられません。内戦だのテロだの領土争いだの、どの争いも終わらないし、巨大国アメリカはずっとずっと戦争しています。信仰というものは本来、人々や国々を幸福や平和に導くものなのに…。昨年末からの色々な事件、最近ではチュニジアのテロ事件、何がどうしてそうなってしまったのか、これからいったいどうなってしまうのか、考えているうちに暗い気持ちになってしまいます。犠牲になった人々が本当に可哀想でなりません。意識して気を取り直さないと、元気に暮らせない感じ…。

とりとめのない日記になってしまいました。

グレーなフォトを数枚。
NYは零下の世界だったので、冬じゃなくて別の季節に又行ってみたいです。
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by tomtom2006T | 2015-03-23 15:18 | DIARY | Trackback | Comments(0)

常磐自動車道

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ここのところハイパーな日々を過ごしていました。
ライブの予定を入れていないので、フットワーク軽々です。体調管理のトラウマから解放されているのかもしれません。

今週のハイライトは、水戸の偕楽園。3月1日にとうとう開通した常磐自動車道を走りました。けれども、行きも帰りもとっても複雑な気分になりました。開通は嬉しい…。でも………、

福島に入った頃、道路脇に電光掲示板が何カ所か設置されてあって、放射能の線量が示されていました。最初は0.1マイクロシーベルトから始まり、いよいよ原発被災地が近くなったとき、最高値は「5.5」。これには驚きました。エアコンを切り、気休めでも外気が車の中に入らないようにしたし、他の車には猛スピードで追い抜かれてしまい、取り残されまいと私たちの車もつられてアクセルを踏みました。早くココを通り過ぎようと、とっにかく猛スピード???????? 復路も最高値が「5.4」でした。その位置は、双葉町と浪江町の間辺りでした。この数値は怖かったです。私のナビは2年半前のものなので、常磐道の情報を認知できず、終始不安な気分で走っていました。サービスエリアは無いし、パーキングも線量を表示している区間には止まりませんでした。

道路が開通したのはいいけれど、この「5.5」の道路の工事をした人々の健康は一体全体守られていたのだろうか…と不思議でなりませんでした。防護服は来ていたのだろうか?防護マスクはどんなものを使ったのだろうか?一日にどれくらいの時間作業していたのだろうか?復興を担い、高い賃金と引き換えに、健康を損なっては元も子もないし…。終いには、「こういう道路、必要なんだろうか?」…って思いました。

震災から4年。去年の今頃は「皆なんとか、とにかく頑張ってる」という印象があったのですが、今年は「未だ未だだ…」という苦しい気持ちになっていたので、常磐道を走ってみて、線量の数値を見ることになって、今までになく厳しい思いを抱いてしまいました。

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by tomtom2006T | 2015-03-21 00:51 | DIARY | Trackback | Comments(0)

ニューヨーク・ジャズボーカル・ツァー♪ <Part2>

いろいろなことが、スローなブギウギ中~♪

NYのジャズボーカルツァー、帰ってきてから一週間。今となっては夢のようになってきましたよ…。

極寒の中、夜間活動も盛んでした。毎晩、どこかのライヴハウスへ行きました。f0032766_22581185.jpg
★まずNYに到着した日の夜は、Birdland。
2008年に行ったときは、ピーター・バーンスタインとカート・ローゼンウィンケルのTwinギターバトル・クインテットを観戦しました。あの時は演奏後にお話できたりして写真を撮って、夢見心地でした。今回は、当初カート・エリング@Mezzrowのライヴが予定されていましたが、ライヴ自体がキャンセルになってしまったため、急遽今話題のピアニストーBilly Childsのカルテットを聴きに行くことになりました。ベーシストとサックス奏者が没頭して演奏していてよかったです。ドラマーは地元調達なのか、譜面に釘付けで、物凄く真摯に譜面に忠実に叩いているのが見て取れました。きっと物凄く複雑な譜面で、叩き方の指定も細かく決められているのだろうと想像できました。主役のBilly Childsは凄かったけれど、ピアノの音響が私の耳にはちょっと痛く、大きな音になると割れそうな感じになって、あまり居心地がよくなかったなぁ…。ピアノの蓋は70%くらい閉まっていましたが、マイクを入れるの、相当上手じゃないとNGです。演奏はすべてオリジナルの曲だったので、馴染みがないためか、全部同じに聴こえてしまいました。なぜでしょう…? きっとスタンダードナンバーを弾いたら、ぴかイチな人なんだろうなぁ…と思いを馳せました。f0032766_2365343.jpg
ドラマーの譜面が光ってます。f0032766_23305254.jpg

ベース、良かったなぁ~。



★ 2日目は、Jazz Standardで「The Tierney Sutton Band」でした。
ティアニーサットンは、2011年3月にCotton Clubで聴いて以来、2回目。当時ティアニーは私の中ではナンバー2だったのですが…、その後、私の熱は何故か下がり、最近リリースされたジョニミッチェル・トリビュートアルバムは、買う気になれずにいました…。恋が冷めた感じ?でも、NYでライヴがあると聞けば、絶対に聴きたい!と思ったのでござる。同じアーティストを違う場所で聴くのは、結構興味深いものがあります。f0032766_23393844.jpg


お店に入ると、バーカウンターに座っているChristian Jacobが即目に入りました。思わず、「Christian Jacob!」と言ったら、私の前を通ったスタッフが「YES!」と言いました。Kindly~♪このバンドは、鉄壁・完璧・無敵!長寿バンド!
➡ http://mochan2006.exblog.jp/16182138/

さて今回のライヴは…、私の耳には「技巧・技術」の方が勝っていて、物凄く客観的な感じで聴いてしまいました。体温のないような声でスキャット・バリバリ。そして2011年に日本で見たTierneyとは別人のように饒舌で、観客を笑わせる術が完璧でした。歌詞に街名が入っていれば、それをNYに置き換えたりして大サービス。椅子に座って唄うのは同じだったけれど、脚も身体も動いていました。そしてアンコールがSkylark。私は内心狂喜したけれど、バラードではありませんでした~。(残念。)なにやら変拍子。数えても数えても、何拍子か判別不可でしたが、間奏インストは5拍子だったような…気がします。ひょっとしたら私が酔っていて変拍子に聴こえたのかしらん…?通常、変拍子だと思った瞬間、拍子を数えはじめる習性があり、「技術を聴く」が先行することになります。
Tierneyのコスチュームは、なるほど日本好きと分かるファッション。赤い着物をチュニック風に着こなし、ボトムはベージュ色らしきスパッツ。MCをしている時に写真を撮ったら、「演奏中は撮るな」とスタッフに注意されちゃいました。(みんな撮ってるんだけどな~。私が写真機を構えると目立ってるのかも。アングルとか本気になるから…。Birdlandでも、クリエイティヴショットで撮っていたらNo Recording!って注意されました。Recordingなんかしてないし、フラッシュしなければ写真OKってアナウンスしてるのに…。そういえば、Karrinさんのマンションの待合ロビーで写真を撮っていたら、その場に居た女性にAre you a professional photographer?って訊かれたっけ…。何故かな~?) f0032766_23345849.jpg




★ 3日目は、JAZZ at KITANO。Janis Mannカルテットライヴを聴きに行きました。➡ http://www.janismann.com/home.html
私好みの曲は一曲も演奏されませんでした。きっと声質やスタイルが私好みではなかったのかもしれません。でも、隣に座っていたMasakoさんは「私が大好きな曲ばかりやってくれるから嬉しいわぁ~」と言っていたのが印象的でした。それだけ反応が異なるのは珍しいと感じました。なので私は、彼女の歌唱はあまり記憶に残っていません。(ごめんなさい。)でも、物凄いキャリアを感じました。アメリカという大きな国の中をアチコチ旅して活動しているのだろうな…と感じました。

ここで飲んだビール、Sierra Nevada Pale Aleが美味しかった~!f0032766_2345058.jpg

※今日(3/9)になって、ハタと思い出しました!2日目のTierney Suttonも3日目のJanis Mannも、私の大好きな「Beautiful Love」を唄ったことを!ただし、スタイルはスローでした♪ これはとても偶然な現象で驚きました。スローVersionは、きっと、シャーリーホーンの歌唱が有名なんだと思うけれど、スローで歌うのは中々難しい感じです…。二人のシンガーが時を同じくして同じ曲をバラードで唄うのを聴けたのは、とても貴重な体験でした。(思い出すのに時間掛かり過ぎ~。時差ボケのせいだと思うの巻。)



★4日目は、もう待ちに待った!Karrin Allysonさんのお宅でのホームコンサート♪ これは、先の日記にも書いたので割愛。本当に夢のような時間でした。撮影禁止だったので、コンサート風景の写真は1枚もありません。f0032766_2354411.jpg




★5日目は、NYジャズボーカルツァーに相応しく、仕上げのセッション@JAZZ at KITANOでござった。「ござる」の過去形?
(全く関係ないけれど、「ございん」は仙台弁で「いらっしゃい」。)f0032766_23592450.jpg
ホストバンド♪


セッション…、私は全く期待していませんでした。どうせ緊張して自分はちゃんと歌えないだろうなーと思っていたからです。できれば歌いたくなかったけれど、折角なので一生懸命歌いました。Workshopで何度も教えられた「バンドに伝える3つの必須項目」も、コロっと忘れて、テンポ出しにも失敗し、超スローな難し難しのバラードに成りにけり。「A Nightingale Sang In Berkley Square」を歌いました。緊張で足はガクガク、口中もカラカラ(ノドが引っ付く感じ)、大袈裟に言えば唇もブルブル。失敗、失敗。人生とは、こんなもの?口内炎になっていなかったことだけ幸いでしたが…。

セッションリーダー(女性ベーシスト・ドイツ人?)始め、メンバーがとても実直そうな人たちでした。私達ツァーメンバーが翌日早朝に帰国するため、一番先に歌わせてもらい、早くホテルに戻れるようにして頂きました。(もちろん、ツァー企画者Hirokoさんの交渉のお蔭です…。)そして、私達が帰るときには、セッションリーダーが声を掛けてくれて握手までしてくれて、嬉しい驚きでした。
そして、最も感激したのは、お客様たちや参加者の「聴く姿勢」でした。ちゃんと聴き、応援してるし楽しんでる。帰り際に、キミ良かったよと声を掛けてくれる。感謝して「YOU, Too!」と心を込めて返せる…、こういうコミュニケーションがとても大事に思いました。たとえ下手でも、私達が一生懸命歌ったことを讃えてくれたのだろうと思わずにはいられませんでした。私は、こういう風景が理想的だなぁ…と思いました。
とっても堂々と歌ったディープな声質の女の子に思わず声を掛けたら、カナダから遊びに来ていた学生さんでした。魅力的なギャルでした。本当に多種多様なボーカリストたち(女性も男性も)が参加していたし、女性ドラマーや日本人ベーシストも参加していました。(私は国分寺のT’sを思い出していました。)時間が限られていましたが、ツァーの最終日の夜としては、完璧な時間だったように思えました。f0032766_0125945.jpg
この日、KITANOは満員以上。立見も発生。閉店までに参加者全員に順番が回ったかどうか心配ですが、あの実直そうなリーダーだったら上手く采配したことでしょう…。自分的には後ろ髪をひかれながらKITANOを後にしました。


翌朝、空港へ向かう車の中でHirokoさんが言いました。「皆さん、昨晩は持てる力を全部出し切ったという感じじゃないですか~!」
緊張していても、緊張しているようには見えなかったというのがその理由らしかったけれど、私は、そういう場所で持てる力を出し切れないのが自分の今の実力かな~なんて、ぼんやり思っていました。そういう積み重ねをして、どんな状況でも、なんとか落ち着いて歌えるようになりたいものです。

ポンコツ脚を抱えていたので、無理をせずに物凄く慎重に行動した割には、ほとんど完全燃焼して帰ってくることができて良かった!
冒険できて良かった!f0032766_0242453.jpg

朝陽を浴びるエンパイア。Ciao~マンハッタン♪ 24日7時半頃。

今日はここまで。物語、長すぎ…。(続く)
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by tomtom2006T | 2015-03-06 00:27 | DIARY | Trackback | Comments(0)

ジャズ・マドンナ<十萌子>の、徒然なるままに・・・。


by tomtom2006T
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