小林麻央ちゃんという人



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小林麻央ちゃんという人を、私は実はずっと知りませんでした。
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TV
ワイドショーなどで海老蔵(敬称略)との結婚が報じられた頃から、辛うじて知った…という感じ。その後、海老蔵のスキャンダルなニュースや、乳がん闘病のことなどが報じられるようになって初めて注目するようになりました。読者数が260万人もいるという、彼女の「KOKORO」というブログは、私もたまに読んでいました。
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私が先月、ちょうど退院する頃にたまたまブログを覗き、彼女が在宅療養に入り、自宅での様子を写真入りで書いているのを知りました。顔写真が目に入る度に、息を呑んでいました。そして、彼女が亡くなってからは、数日に渡って朝からTVニュースで彼女のことが報じられ、私は毎朝目が覚めると、過去を思い出して涙が流れるようになりました。
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彼女はブログを書くことが自身の励みとなり、彼女がしたためる言葉は同じ病と闘う人々やその家族に勇気を与えている…ということは客観的に理解できるけれども、私にとっては心が苦しくなるような内容でした。どうしてそこまで書くのだろう…、書かなくてもいいのではないだろうか…という思いがありました。 (もちろん、その「赤裸々さ」が評価されて話題騒然な訳だけれども…。) 
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何故ならば私は、母親を末期がんで亡くしているからです。
「家に帰りたい」と望んだ母親を在宅で看病することを決めて、会社に在宅勤務をお願いし、残る命…3ヶ月以内を一緒に家で過ごそうとしていた矢先、在宅療養が始まって一週間で逝ってしまったからです。一生懸命だったけれども、沢山の後悔が渦巻く死別でした。
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ブログに書かれていた「足湯」の写真に写っていた足の浮腫みや、彼女の言葉で表現されている病状は、私にとってはとてもとてもいたたまれないものでした。
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果敢な闘病、後悔のない闘病、後悔のない看病…。病に負けたくない。
それはもちろん目指したい。でも、励まされても支えられても、すべての人が同じように頑張れるわけでもないだろうとも思います。

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自分が目指したこと、自分が願ったことは努力し全て叶えてきたという彼女の、「病気になったことが自分の人生の代表的な出来事ではない」と言い切れる強さ…というか、能力の高さには「凄味」さえ感じます。「可哀想には思われたくない。」尋常ではない強さと潔さを感じます。
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そして、今年の年頭にTVで放送された病床でのインタヴューがとくに印象に残っています。「役者・市川海老蔵をパートナーとして支えられるチャンスを神様ください。」という言葉。痛切なる願い…。
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彼女のブログは"恐らく"ドキュメンタリー本として出版されるだろうし、ひょっとしたら映画化されるか、すでにドキュメンタリー映画として企画されているような気もします。膨大な映像が残されているでしょうし、これからも家族が記録されるはずです。二人の子供たちが歌舞伎の世界で成長し、芸能界やメディアでデヴューしたり、襲名などの節目節目で必ず脚光を浴び…、歌舞伎界の大看板・市川海老蔵が関わる興業はすべて成功が約束されているに違いないとも感じたり…するのです。
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驚くべきは、病床にあってもブログにて「チケットはこちらから」というリンクを貼り、一人でも多くの人々に夫と息子の晴れ姿を観てもらいたいという執念さえ感じられたことでした。なので、病状とは裏腹だけれど、彼女は死ぬ気など微塵もなかった…んだろうと思います。
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http://pds.exblog.jp/pds/1/201706/29/66/f0032766_12523631.jpg?w=200&h=181

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小林麻央ちゃんという人は、どれだけ先のことを考えて逝ったのか…。

世の中のことを見渡す広角レンズと、先のことを思い描く望遠レンズ、ミクロとマクロの心を持っている感じ。「脱帽である」…のです。
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彼女はそのブログ活動で、「決して可哀想ではない自分の病」と「後悔のない闘病生活」を公開したことで、すでに神様から願いを叶えてもらっていると強く感じます。将来の先の先まで、彼女は海老蔵を支えるパートナーとしての自身の存在を確立してあの世へ旅立った…と感じずにはいられません。そういう運命だったのだろうと思います。


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何でこんなに熱く語ってるの?私…。
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体育会系の私が、アスリートの根性物語に感動しブログ日記を書いたことはあっても、芸能人の生き様に感想をしたためるのは結構マレ…。
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普通の世界に生きる自分の凡人さを今更ながら実感し、小林麻央ちゃんのブログを見て母親の最期を思い出して涙する自分が可哀想な感じもしたけれど、それでも自分なりにしっかり生きてゆくのだ、それしかないのだ…と思わせられたので、一筆、二筆、三筆…。私も、彼女のブログで心を動かされた一人なのでしょう。
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もしも私がガンになり、そしてそれが進行性のガンだったとしたら、どんな風な闘病生活を送ることになるのかしら…?ま、その時はその時ですね…。大丈夫です、きっと。体育系なので。


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冬の間も細々と咲いたけれど、
6月にも咲き始めた3年目の「ファルバラローズ」 香るシクラメン。









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Commented by tomtom2006T at 2017-06-30 20:25
そっか…。
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E9%BA%BB%E5%A4%AE%E3%81%95%E3%82%93%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%82%92%E8%8B%B1%E8%A8%B3%E3%81%97%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E7%99%BA%E4%BF%A1-%E6%B5%B7%E8%80%81%E8%94%B5%E3%80%8C%E6%83%B3%E3%81%84%E3%81%8C%E5%B1%8A%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E2%80%A6%E3%80%8D/ar-BBDtxuc#page=2
by tomtom2006T | 2017-06-29 21:06 | DIARY | Trackback | Comments(1)

ジャズ・マドンナ<十萌子>の、徒然なるままに・・・。


by tomtom2006T
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