北海道新幹線が開通する前に…
2016年 03月 07日
東北新幹線とスーパー白鳥を乗り継いで函館まで行き、大間まではフェリーで行く計画を立てました。函館1泊、下風呂温泉1泊のプランでした。大間港では、友達の友人が大漁旗を振って歓迎してくれるとのことで、超楽しみだったのです~。
折しも北海道新幹線の初乗り切符が発売されたばかりで、一番列車の切符が買えて感涙する人の映像がTVニュースで流れていましたから、函館の人も盛り上がっているのだろうな…と想像していました。が、どうもそうでもないみたいです。
だって、もともとの函館駅と新幹線の「新函館北斗駅」は、「はこだてライナー」という電車で20分も離れていて、函館は将来開通予定の札幌までの新幹線の通過点として捉えられているようなのです…。「自分たちには関係ない」と、お寿司屋さんの親方が言っていました。
(まるで、私にとっての仙台地下鉄・東西線みたい…と思ったり。)
そして、そのお寿司屋さんで「大間に行ってマグロを食べる」と話したら、「大間にはマグロはない」とピシャリと言われてしまいました。観光客のために四季を問わずマグロが食べられるように貯蔵管理が行き届いているとネットで読んだけれど、きっと良いマグロは本州に売りさばかれるのでしょうね…。なんだかショボン…となりました。
で、一夜明けたら、特大の低気圧のせいでフェリーが欠航。大間行きがNG。さてどうしたものかと知恵を絞り、行き先を「青森」に変更!1日目に函館で省略した観光名所にサクサクと足を運び(タクシーで)、夕方までに青森へ。青森市内でも、出来得る限り名所を訪ねました。中でも「棟方志功記念館」が圧巻でした。物凄くよかった!番外では、浅虫温泉の水族館まで行きましたよ。(その話は又あとで…。)
旅の3日目に青森から最終の新幹線で帰仙するはずだったけれど、美味な郷土料理と青森の地酒に夢中になり、うっかり、ウッカリ、新幹線の駅カラクリを忘れていました。
「青森駅」から新幹線に乗るつもりで駅に行ったものの、改札をくぐるときに顔面蒼白~!
つまり…、最終の新幹線に乗り遅れる事態と相成ったのであります。
ここでも、「青森駅」と、新幹線が発着する「新青森駅」は別物でした~。その距離は電車で5分。「新青森駅付近には何もない」…と駅員さんがつぶやいたので、急遽青森駅前のホテルにもう1泊することに…。ドジなハプニングでしたが、なんだか楽しんでしまいました。余裕、余裕、気持ちの余裕…。
まとまりのない今日の日記のテーマは、新幹線の駅問題。
青森も函館も、JR在来線と新幹線が「同じ駅」で連結していないのでした。
それ、問題ですよね…。はっきり言って、不便で~す。