「ツレがうつになりまして。」

八幡町の「Tsutayaの中のドトールで何かを食べると、DVDが1本タダで借りれるのよ」とMariちゃんが教えてくれたので、先日試してみました。

封切られたときに見損なっていた映画―「ツレがうつになりまして。」を借りました。MariちゃんもこのDVDを借りて、「良かったわよッ」とカラッと言っていたし…。見損なっていたことを思い出したのでした。

数年前の作品ですが、なぜか今の私にヒットし、映画館で観なくてよかった…と思った次第です。
何故?…だって、泣けて泣けて…。映画館で泣き崩れるわけにはいかないし…。鼻水まで出ちゃうし…。

体験は違っていても、この映画のテーマのようなものが色々なことに当てはまることを発見できて、救済のある作品でした。

主人公が、
ツレがうつになった「理由」を考えるのではなく、うつになった「意味」を考えるようにした…と母親に言うクダリには、うつではないけれど、同じような体験を重ね合わせてしまいました。

例えば、ガンになった「理由」を考えるのではなく、ガンになった「意味」は自分にとって何なのかを考えることにした…と言っていた友人がいますから…。
例えば、不具者になった理由(原因)を考えるのではなく、不具者になった意味、不具者になって得た価値観…を考えることにする訳です。その体験を通して、得たもの、失ったもの、その情報や価値観の入れ替わりによって得るものは、実は多大です。

夫婦でどちらかがうつになる、夫婦でどちらかが認知症になる、夫婦でどちらかが難病になって看護が必要になる…。(どんな夫婦にも起こりうる現象。)もちろん、恋人同士にも関係を保つのに困難なハプニングは起り得ます。最近のスキャンダルを例に取るならば、薬物中毒に陥った伴侶に寄り添い救おうとすることが可能かどうかの試練はとても過酷です。

そのために今までの生活が崩壊してゆく、看護する負担が重くのしかかり、意思疎通もうまくいかなくなる、思いやりが崩れる、愛情も試されて、何が正しいかも見失うかもしれない。看護者の精神バランスも崩れ、現実から逃げ出したくて愛していたかどうかも分からなくなるかもしれない…。夫婦関係が崩壊するかもしれないし、反対に強い絆が生まれるかもしれない。

そういった試練がなくても、簡単なことで(不倫や浮気、単に愛情が失せることで)離婚は有り得るけれど、心身の病のせいで夫婦関係が崩れるのはとても不幸なことだと感じます。それは恋人同士でも、友人関係でも起こり得ると思います。「病」のせいで、それまで育まれていた人間関係が崩れるかもしれないです。

自分にそういった不幸が起きたとき、自分だったらどうするだろう…、もし反対の立場だったらどう感じるだろう…と思いを馳せるだけでも、この映画を鑑賞する価値があるかもしれないと感じました。自分には関係ない…とは決して言えないかもしれません。

もう1本、別のDVDも借りました。これも又、見損なってしまっていた映画―「ブルージャスミン」です。ウッディ・アレンの作品。これはもう、救いも何もない、ウッディらしからぬ(実はよく知らないけれど)ノーハッピーな映画でした。結構好きな女優―ケイト・ブランシェットの演技は、アカデミー賞主演女優賞を獲得していますが、その演技があまりにも荒んでいて、具合が悪くなりました。もちろん素晴らしい演技なのに、映画を観て具合が悪くなるのだったら、観ない方がマシです。あまりにも可哀想…なストーリーでした。
http://blue-jasmine.jp/

滅多にDVDはレンタルしたりしないのですが、今回は色々と考える機会になって、よかったかな…。何も予定のない日に、たまに家でDVDを観るのもいいかもしれない…。
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by tomtom2006T | 2016-02-25 20:42 | DIARY | Trackback | Comments(0)

ジャズ・マドンナ<十萌子>の、徒然なるままに・・・。


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