草間彌生「永遠の永遠の永遠」

秋田で開催されている草間彌生の「永遠の永遠の永遠」展を観てきました。

この開催について気付くのが遅かったけれど、7月も8月もどうせ行けそうになかったから、今回行けたのは必然だったように思えます。。

自分ひとりでほくそ笑んで、こっそり感動しまくりながら作品群を観ていました。一人の人間が、しかも老齢に突入してもなおこんな風に精力的に作品を描けるって、天才という言葉では語り尽くせない…という感じ。爆発して消滅してしまうのではないかと危惧してしまいます。

彼女の若かりし頃(NY時代)などは、凡人の想像を遥かに超えて破廉恥な感じだったのに、今回観れた作品群から垣間見える品性は極上の極上だし、人類愛と世界平和を唱える姿勢は真摯だし、考えの背景や視ているものは宇宙的だし、もしETが存在するとしたらETともテレパシーで話せそうだし……。とてつもなく感受性が強く、幼い頃の想いを老齢になっても鮮やかに保持し、純粋で愛らしく、そうかと思うとお化けのようだし…。とても強欲のようにも思えるし、超繊細なガラス細工のように脆そうにも見えます。かぼちゃや帽子、女の子、花々や水玉のモチーフや色使いは、一度見たら目に焼き付いて心から離れて行かなくなります。

コレいいなぁ、いいなぁ~と思いながら、楽しさに包まれて、自分が元気になれるような思いがするのです。
(脚も身体も疲れたけれど…、心が元気になれました♥)
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左から、「神をみつめていたわたし」、「青春を前にした我が自画像」、「青い目の異国で」(実際の大きさは227X181。2011年の作品なので82歳で製作…!?)

今回、ワタシ的にヒットしたのは、この3点。強力な自我を感じます。ちょうど作品のところにソファが在ったので、座りながらじっくり眺め、もう一度立っては近づいて観たり、とても離れがたいパワーを私に放っていました。草間彌生という人は、内省する力が悪魔的にミクロなんだと思うし、人間という生き物を観察する力は宇宙的というか…、とてつもないなぁ~。地球規模という言葉はもう古く、宇宙規模で考えているんだなぁ…。だから、ピカソもゴッホもマティスだって、ナンノソノなんだろうな~と思った次第。水玉と網だけで勝負しています。

2011年の初秋にも私はハイパーな鑑賞Tripをしていたことを忘れていたけれど、その時は感動を表現する言葉が見つからなかった…ということを、ブログを読み返して思い出しました。
面白そうとは思っても未だ購入していなかった草間彌生の自叙伝「無限の網」をそのうちゲットしてみようと思います。
神様、私に時間を下さい…。
➡ http://mochan2006.exblog.jp/16553256/

さらに今回驚いたことがありました。
秋田県立美術館に展示された作品群(特別展示)は、個人(一団体)の所有物なのだそうです。しかも、秋田の方。これには驚きました。会場の壁に挨拶文が貼り付けてありました。館員の方にもお聞きしてみたのですが、個人でこのように沢山の作品―エッジング、シルクスクリーン、リトグラフ、油絵、スカルプチャー、オブジェ等々を所蔵していることは、非常に稀であるとのことでした。びっくり!
➡ http://www.jkk-sotohp.or.jp/aisatu.html

世の中には驚きが満載です!
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by tomtom2006T | 2014-09-03 00:00 | DIARY | Trackback | Comments(0)

ジャズ・マドンナ<十萌子>の、徒然なるままに・・・。


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