EGIL OLSEN♪ (エギル・オルセン)

単なる好みの話になってしまうのだけれど、私はここ何年間も、フォークソングとかポップス系の曲を聴き続けることができないでいました。例えば、ノラ・ジョーンズが爆発的に流行っているらしい、とても良い曲みたい…と知ってCDをゲットしても、1枚のCDを最後まで聴き続けることができない…みたいなことです。簡単に言えば、Swingしていないと感じる曲を何曲もずっと聴き続けられなかったのです。聴くとしたら我慢して聴く…、或いは聴こうとしないで流して聴くという感じ。これはもう「好み」の問題なんですが…。
(Swing感にも個人差があるので微妙だけれど…。「Swingしなけりゃ意味がない」という曲もあるけれど、どうもSwingしないジャズもあるらしいし、よくわかりませぬが。)

けれども、ついこの間、Facebookでお友達のChieさんが紹介してくれたアーティストに衝撃を受けました。

EGIL OLSEN♪ ……I am a singer / songwriter という曲。

声質、繊細さ、集中力。何の装飾も施されていない声とギター一本の音。シンプル以外の何物でもない坦々としたギター弾き語り。
ただし、声が特殊。
憂いに満ちたファルセットを多用している、というか、殆どファルセット。
唄うというよりは、語っている。
メロディーがあるような無いような…。アレンジもなんてことのない、単にフツー。力強いと言える盛り上がりがある訳でもない。なのに、惹きつけられて、耳を澄まして最後まで聴いてしまう。これは一体ナンダー!?と、惹きつけられている自分に驚いてしまいました。「声」で歌を聴く…という感じ。これは当たり前のことのように聞こえるかもしれないけれど、「声」の魅力や説得力は、アレンジや歌唱力に勝って重要。英語の歌詞以前に即座に耳に入ってくるのは「声」だから。そして言葉は「声」で表現されるわけだから。(技術はさて置き…。)

気になるともっと聴きたい…と思うサガ。ファーストアルバムを早速アマゾン購入。やっぱり、聴き続けてしまいました。印象としては殆どが2ビートや8ビートなのに…。(2ビートや8ビートにシッケイ…?いえ、リズムのバリエーションは豊富です。)

私が無意識に夢みていた(かもしれない)、辿りつきたいところがおぼろげに見えたような気がするのは何故か…?大袈裟に聞こえるかもしれないけれど。それが何かは未だはっきりと言葉で表現できないけれど。リズム種とは無関係の世界。「語る」というひとつのジャンル。

EGILの声の表現は、心の隙間にひたひたと入り込んで、私が全くもってずっと忘れていたある種の感情を掘り起こしてくれた感じがしました。ここのところずっと葬られていたかもしれないセンシティヴィティー。思い出せて、なんとなく嬉しい!

というわけで、EGILの歌唱です。

http://www.egilolsen.com/

試しに今日、ノラ・ジョーンズのCDを流しながらコレを書いているけれど、聴き続けられています。なぜだろ~? ノラ・ジョーンズの声も特徴的かつ魅力的ではあります…。(が、食わず嫌い。)EGIL OLSENが突破口となったのでしょうか…?

今、私は「歌を忘れたカナリヤ」状態なので、きっと耳の許容範囲がゼロクリアされているのかも…。


昨日は思い立って、ニューイン前の最後の昼遊び―宮城県美術館で開催されている「東山魁夷展」を観てきました。とてもよかった!EGIL OLSENはノルウェー人だし、東山魁夷の北欧編の絵画を観ていたら、EGILの声が頭の中に響き渡りました。

どうも大袈裟な感じがしないでもないけれど…、今の心境。

さらに、「QUEEN」の「Don't Stop Me Now」です↓。
このカバー歌唱にもヒントが詰まっています。

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by tomtom2006T | 2012-09-29 20:09 | DIARY | Trackback | Comments(0)

ジャズ・マドンナ<十萌子>の、徒然なるままに・・・。


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