一年間という時間

3.11大震災から一年。 本当にあっという間の一年でした。

一昨日、昨日とずっとテレビに釘付けでした。テレビが伝えた自衛隊の救援活動の裏側、米軍の「トモダチ作戦」の記録、被災地と被災者たちの「今」を、ずっと見ていました。

ものすごいエネルギーで復興しようとしている人々を見るにつけ、東北人の「がんばっぺ」の底力に感動します。その反面、頑張ろうとしても未だ未だ頑張れていない人々や頑張る手立てもない人々も存在していることを思うとき、胸が苦しくなります。立ち直れない気持ちも痛々しいほど伝わってきて、どうしたらいいのだろう…と今更ながら途方に暮れます。

日本人は、長崎原爆、広島原爆、東京大空襲を経験し、何十万人もの命が奪われたけれど、それでも、あの焼け野原から這い上がって、先進諸国の仲間入りをして今の日本が在るのだから、大震災からの復興は絶対に時間の問題だと思います。阪神大震災からも復興を遂げています。でも、復興プロジェクトの陰に掻き消される弱者たちをどうやってサポートするかが、とても深い問題。孤独死や自殺を防ごうと色々な専門家が動いていると思うし、障害者の人々も忘れられてはいけないし…。また一方では「”絆”とか”頑張ろう”…なんていう言葉なんか、もう聞きたくない」という人々もいることを知ると、千者万別の心理に対応することの難しさを痛感してしまいます。

どの番組でも伝えられていたこと…、皆にできることとは何か?
「それは、震災を忘れないこと」だそうです。
それだけでいいのかしら…と感じたりもします。

この一年のことは、自分の心の変化も含めて、殆どのことを記憶しています。
「あの時、こうだった」と、一瞬一瞬執拗なほどの記憶。「震度6」の世界の恐怖は思い出そうとするのも怖いです。

津波で何もかも流されて、しかも最愛の家族や友人を奪われた人々の哀しみや悲痛、そして恐怖の体験を想像すると、自分の辛いことなんかとってもチッポケで、未だ未だ辛くないことだと思えてきます。

テレビをずっと見ていて知らず知らずに泣いてしまっていました。涙をこらえると、身体中が苦しくなるから、誰も見ていないし、泣きました。

放映された中で、印象的だったのは、「顔晴ろう!」という当て字。

やっぱり笑顔を忘れてはいけないのだと思います。楽観と悲観のせめぎ合い。でも、悲しい顔をしていては「福」が逃げてしまいます。今、未だ微笑むことができなくても、「笑む」が自然と滲み出る瞬間を願って、進むしかないです。
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Commented by barbara at 2012-03-17 09:52 x
>シンディー・ローパー記者会見 at日本外国特派員協会:全文掲載です
www9.nhk.or.jp/kabun-blog/800/112997.html
ニコ生で見ました。
Commented by TomTom at 2012-03-21 23:30 x
すごいですね。
益々好きになっちゃいます♪

困っている人々に手を差し伸べない母親をみて育つ子供は、余程のことがない限り、手を差し伸べることを覚えないです。家庭内での教育がどれほど大切なことか…。反面教師という場合もあるけれど、子供は親を見て育ちますから。
by tomtom2006T | 2012-03-12 16:08 | DIARY | Trackback | Comments(2)

ジャズ・マドンナ<十萌子>の、徒然なるままに・・・。


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