音響とマイクとバンドバランス (ボーカル発表会・Part5)
2009年 10月 18日
内容かも…しれません。 (アマチュアのぼやき・・・。)
「〝音響がすべて″ってとこ、あるからねー」と、音楽仲間が言っていたことがあります。
私もその意味がようやく理解できるようになってきました。
スピーカから聴こえてくる自分の声が、いつも自分が生で聴いている自分の声にちゃんと聴こえて、
気持ちよく唄える空間だと、とても嬉しいのです。
デッドな感じだったり、響きすぎたりすると、気持ち悪いです。
そしてモニターの位置なども重要です。片耳だけでガンガン聴こえたり、自分に聴こえなかったりすると
苦しい状態に陥ります。モニターもなくて、スピーカが身体の前にあって、ひょろながいスペースだったり
すると、唄っている実感もありませぬ。
そういう意味で音響は、気分的にも影響し、演奏の出来・不出来を左右する要因にもなります。
「自分には聴こえないけれど、聴き手側にはちゃんと聞こえているであろう」と想定して演奏することに
なります…。それから、湿度や、聴衆のボリュームも関わってくるような気がします。
人は音を吸っちゃいます。リハの時と本番の聴こえ方が違って聴こえるのは、そのせいです。
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つぎにマイク。いつも使い慣れている自分のマイクならば安心(自業自得)ですが、備え付けの
マイクがどのような性能のマイクかを理解できていないと、マイクと口の角度や距離によっては
声が逃げたりして不味いときがあります。かといって近づければ良いというものでもありません。
アタックすると爆音になったりします。とても難しいです。プロの人でも、ホールで声を張るときにマイクを
離しすぎて声が逃げてしまうのを何度も観たことがあります。
そして、マイクにのるタイプの声と、そうではないタイプの声があって、その異なる声を同じPAの
セッティングで出力するのは難があるような気もします。(それぞれの声の特質を生かす設定で
あるべきなんじゃないかなーと思います。)
前者は金属的あるいは濁りの無い地声で張るタイプで、音の幅が狭くてシャープな感じの声。
声量がなくても大丈夫。後者はファルセットを含むやわらかなタイプの声で音の幅が広くて拡散する
ような声。うまく表現できないのですが、前者の方がマイクにのり易いです。羨ましいです。
そして私の声は後者。ハスキーとかスモーキーとか言われる声なのです。
マイクにのり難い声質は、損だなー。こんなこと言ったりすると、言い訳に聞えるかもしれませんが…。
写真プリントに喩えると、「ツヤあり」「ツヤけし」くらいの違いがあります。
カラーなのか、モノトーンなのかセピアなのか、紗を掛けるのか…くらいの違いもあります。
鉛筆に喩えると、「HB」か「4B」かくらいの違いです。(こっちの方が分り安いかな…?)
でも、そんなことを考えなくても声が大きくてハッキリしている方が羨ましいです。
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それから、バンドのボリューム。バンド演奏が全体的にガーンと盛り上がったとき、自分の声が
聴こえなくなったりします。それはもう、自分の声量を責めるべきなのかもしれませんが、
聴こえないと、瞬間的に聴こうとするので、絶叫するような声になって音程を失う結果に終ります。
これは困ったサンです。ドラムが至近距離にあると特に陥りやすいです。他の楽器の音も
聴こえなくなります。楽器奏者との距離も重要だと分ります。
今年の発表会で気付いた重要なこと…。それはバンドのカラーと自分の声質のバランス。
バンドがどんなに素晴らしくても、自分の実力が低いゆえに陥る大穴を発見!
あのスポットでは、Dream Bandが全開パワーの音量になるアレンジ(エンディング)は避けよう。(爆)
フォルテの桁数が違っています。…サクっとしたアレンジがいいかもしれないです。
来年は10回目だし、二年連続で陥った失敗を改善できるよう、こういうところまで考えて臨もう。
(年数だけです、自慢できるの…。)
こんなことまでナンダカンダ考えなくても済むようになりたいけれど、修行の道は延々と続くの巻…。
最近思うのは ご一緒して下さるミュージシャンのレベルが 高ければ高いほど、私の下手が目立つな〜〜〜〜ってことです。
マネをして、例えてみますと、両手足が長くてシャープなラインの モデルさんみたいな人ばかりの中に 一人 ぼんやりラインで立っているみたい。
ため息が出ます・・・・・・。
でも、光代さんのプロポーション、山椒は小粒でピリリと甘辛…って感じで素敵でしたよ。
私の方こそ、ため息…でした。
豹柄って、ホントに関西ではブナンなんですかー?^^/
ヒョウ柄が無難って ・・・・あのおばさんの地域限定だと思いますが・・・・・。
少なくとも 私の周りでヒョウ柄を着ている人は一人も居ませんもん。
でも、一枚くらい 持っているかもね。
残念!